続発性緑内障、ステロイド緑内障

● 続発性緑内障

 目に何らかの病気があり、それが原因で眼圧が上昇するものを続発性緑内障といいます。

 続発性緑内障は直接の原因としては、
 虹彩根部の角膜が後面に癒着して起こる房水の排泄障害。
 虹彩の後面癒着、癒着性白斑、眼内炎症の際の滲出物や眼内組織の膨化(ふくらむこと)などによる房水の流出障害。
 水晶体の脱臼、亜脱臼による房水の流出障害。
 血行障害、眼内腫瘍、外傷後遺症、前房出血による眼圧などがあります。

 続発性緑内障にも急性のものと、慢性のものとがあり、症状は、炎性緑内障の場合と同じです。


● ステロイド緑内障

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 治療に使ったステロイド剤が原因で、続発的に起こる緑内障です。原発性緑内障のときと似た症状があらわれます。たとえばアレルギー性結膜炎や角膜炎などの治療のために、ステロイド点眼薬を1カ月以上長期にわたって連用すると、もともと健康であった目でも眼圧が上昇してくることがあります。

 単性緑内障とほぼ同じ経過をとり、放置すると視神経委縮を起こして失明してしまいす。

 治療には、まずステロイド剤の点眼を中止することです。もし初期のうちならばこの中止により、眼圧も正常に戻り、緑内障もなおります。素人判断で点眼薬を長期に使用しないように注意すべきです。