単性緑内障

 神経や血管の影響で全房隅角部の房水が流出を阻害されて起こるものと考えられていますが、詳しい事はまだ分かっていません。

 症状としては、軽い頭重感、頭痛、霧視(霧がかかって見える)、虹視(電燈の周囲に虹が見える)が、特に夜間、または睡眠不足や心身の疲労時に起こります。

 このような症状が反復して起こり、徐々に進行していきます。また一方、自覚症状なしに慢性に経過し、やがて高度の視野狭窄が起こってはじめてこの病気であることが分かることもあります。

 しかし視力はあまりおかされません。放置しておくと、視神経もおかされて鼻側の視野が欠け、しだいに視力も衰えて、ついには失明してしまいます。

スポンサードリンク

 診断としては、日によって著しく眼圧が違うということや、腫々の負荷試験(多量の水を飲ませたり、暗室に長時間い続けさせて、眼圧上昇があるかないかを調べる)を行い、正常と異なる反応を調べます。

 また、初期には、眼精疲労のような訴えがありますので、医師としては他の眼精疲労との見極めが必要となるのだそうです。

 なるべく早期に発見して、視神経の病変の始まる前に適切な治療を受けるのが必要です。治療は、薬物療法が主として行われますが、効果のないときには手術療法が行われます。