乗り物酔い

 乗り物の揺れや周囲の景色の移動が刺激となって、吐き気、冷や汗、頭痛などの自律神経系の不愉快な反応を起こした状態が乗り物酔いです。

 主として内耳の前庭(耳石器)や三半規管がこれらの刺激を受けて起こりますが、視覚、嗅覚なども関係しているといわれています。

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 生まれつき乗り物に酔いやすい人でも、平素からの訓練と適当な予防薬で大部分が予防できます。

 頭部外傷や脳炎などのよって、後天的に酔いやすくなった場合は訓練しても効果がないことが多いので、長時間、乗り物に揺られる必要があるときには、睡眠剤などを使って眠らせたまま移動させなければならないこともあります。

 子供や婦人の場合では精神的暗示だけで酔わなくなることもありますが、一般に旅行前に心身の状態を良好に調整しておくことが最善の予防策と言えます。