胃がんの早期発見と予防

 早期胃がんの大多数は無症状ですから、従来考えられていた胃がんの症状にとらわれていると早期発見はおろか、手遅れになることが少なくありませんから注意が必要です。

 胃がんは40歳を過ぎると500人に一人の割合で発見されるものですから、症状の有無にかかわらず、40歳過ぎの人では、少なくとも1年に1回は定期的に検査を受ける必要があります。

 胃がんの早期発見に役立つ検査としては、X線検査、胃内視鏡検査、胃細胞診の三つがありますが、まずX線検査を受け、疑わしい変化があったならば胃内視鏡検査を受け、さらに胃細胞診を受けてください。これが胃がんを早期に発見するポイントです。

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★ 予防
 日本人の食生活のうちでは塩辛すぎるものを避け、大量の飲酒を慎み、適当量の牛乳を飲むことは推奨されます。胃の具合がおかしいとか、食欲がなくなってきたとか、少しやせてきたといったような場合には、胃腸病専門の医師に相談して、適切な検査をしてもらうことが大切です。

 ことに胃がんが起こりやすい40歳以上の年齢の人や、家庭内に胃がんになった患者のいる場合などは、少しでも胃の具合の悪い時にはもちろん、症状がない場合でも専門の医師に相談すべきでしょう。

 ことに40歳以上の人は、1年に1回以上定期的に胃の検診を受けることが、胃がんの早期発見上最も大切なことです。また胃がんの前がん状態、たとえば胃ポリープや慢性胃潰瘍が発見されたならば、経過を追って検査を繰り返します。いずれにしても、無症状の早期がんを発見して、完全治癒をはかることが、現在のところ最も実際的な予防法であると考えられます。

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