外耳道異物

 外耳道の中に入り込む異物には、小さな昆虫のような生き物と、小さな石のかけらやガラス玉、丸めた紙、折れたマッチの軸、水などがあります。

 外耳道はS字に曲がり、入り口に毛が生えているので、虫がここにはいると、簡単には出られず、もがいてあばれます。

 非常に鋭敏な外耳道の奥を引っかき回されるので、大変痛み、そのうえ鼓膜のすぐ近くで暴れるので、がさごそとやかましいものです。

 このような時には、電燈を耳の穴日被けると、明るいほうへと這い出してくるものです。

 また、アルコールを2倍ぐらいに薄めたもの(ウイスキーやブランデーでも良い)を耳の中に流し込めば、虫は酔っておぼれ死に、すぐ静かになって痛みもおさまります。こうしてから病院に行って虫を取ってもらいます。

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 小さな石やガラス玉などが耳の奥に入ると、素人には取れません。耳かきなどで取ろうとすると、かえって奥の方へ押し込んでしまいますので、専門医に取ってもらいます。

 耳の中に水が入った場合は、耳介を引っ張り、耳を下に向けて、片足立ちでトントンと飛び跳ねると、とろっと流れ出てきます。綿棒を使うのも良いでしょう。いずれにせよ、下手にいじると鼓膜を傷つけたり、あるいは外耳道節や中耳炎の原因にもなりますので、注意して下さい。