唾液腺がん

 唾液腺にできるいろいろなタイプのがんを一括して唾液腺がんといいます。最もできやすいのは耳下腺、ついで顎下腺で、舌下腺には少ないようです。同じタイプのがんは、口蓋やほほ、くちびるなどにも発生します。

 ● 症状
 耳下腺がんの場合は、耳下腺そのものにしこりをつくりますが、症状がほとんどないので、顔のはれや、顔面神経まひなどがあらわれるまで気がつかないことがあります。しかし中には軽い痛みがあるものもありす。顎下腺がんの症状もほぼ同じです。

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 舌下腺がんや口腔腺がんは口腔がんとして扱われていますが、かたいしこりをつくるものが多く、最初から潰瘍状となるものは少ないようです。

 このがんの進行速度はいろいろで、良性の腫瘍のようにゆっくりと大きくなるものもありますし、また非常に発育が速くて悪性度の高いものもあります。悪性度の高いものはもちろんですが、発育の遅いものでも、早い時期に頸部リンパ節や離れた臓器に、転移をつくりがちです。